やはり、暁斎なんです。

本作は色とりどりの草花を背景に鷹と雉を描いた絢爛な一幅。しかし、地の雉には蛇が絡みつき、樹上の鷹と睨み合うという不穏な構図が深く印象に残ります。美しさだけではない、暁斎の一筋縄ではいかない魅力を感じさせます。

河鍋暁斎

かわなべ きょうさい（1831～1889年）

幕末～明治時代の浮世絵師・日本画家。自らを「画鬼」と称し、鬼や妖怪、幽霊といった不気味なモチーフでも有名。

花鳥図

かちょうず

Birds and Flowers

明治時代

1881年

縦：102.4cm

横：71.2cm

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「ColBase」を加工して作成

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