和漢の趣向をあわせた仏画

13世紀、鎌倉時代の作で、法華経（ほけきょう）の信仰者を守護する普賢菩薩と十羅刹女が鬼子母神（きしもじん）・薬王菩薩（やくおうぼさつ）・勇施菩薩（ゆせぼさつ）・持国天（じこくてん）・多聞天（たもんてん）とともに描かれています。普賢菩薩は心の安定を司る仏で、十羅刹女とは仏法の守護に転じた十柱の女鬼神です。普賢菩薩は袈裟をまとった宋風の姿、十羅刹女と鬼子母神は十二単（じゅうにひとえ）の和装で描かれています。

重要文化財とは...

普賢十羅刹女像

ふげんじゅうらせつにょぞう

Fugen and Ten Rasetsunyo

鎌倉時代

13世紀

縦：112.0cm

横：55.0cm

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「ColBase」を加工して作成

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